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セラピーを使って自分と向き合った結果

2016年5月30日

「自分探し」というキーワードをセラピーをしていると良く耳にします。1度くらいは自分探しをしたことのある方が多いのではないかと思います。

サロンにもたくさんのお客様が今まで訪れてくださり、自分探しをしていると言われていました。

私自身もそうでした。

自分が何者であるのか、どんな考えの特徴を持ち、何をするのが使命なのか・・・などなどを考えてきました。

そのきっかけがカラーセラピーだったのです。

選んだ色で自分の内面を見つめます。なぜこの色に心惹かれたのか、自分にはどんな考えの癖があるのか、何に対して感動し、何に対して喜び、何に対して悲しみ、何に対して怒るのか。

そんなことをずっと考えていました。見つかった答えもありましたが、見つからない答えもありました。

 

どうやったら見つかるのかなぁと思うこともしばしばあり、ひょっとしたら一生見つからずに、死ぬ間際にわかるものなのかもしれないと思ったことも

最近思うんです。自分探しって必要なのかなと。

今は自分の特性も、一生かけてやりたいことも理解できました。その中で感じたのは「自分探しは実は必要ないかも」ということです。

だって、自分は探さなくてもちゃんと存在しているんですもの。。。ここに

 

自分探しという言葉がわかりやすいので使っていただけで、本当にしていたこととお客様に伝えてきたことは探すことではなく、自分を理解することだったのです。

自分の内面を見て自分の軸を感じて、自分の思いを知って、自分のなすべきことを明確にする。

だたこれだけでいいんです。自分は自分でしかないから、探す必要はないんです。

 

必要なのは、ただ存在している自分を認めるだけなのです。

自分を認めるための方法のひとつがセラピーなのだと思うのです。

カラーセラピーでは今の自分を感じ、ヒプノセラピーでは過去の自分を感じ、そして自分自身で癒していくことで、今までがんばった自分を感じられますし、今もがんばっている自分を感じることができます。

そのことが自分を認めることにつながるのだと実感しています。

 

自分を認められると自分と向き合うことを止める方が多いのもおもしろい感じです。自分を信じられるようになるので、誰かに何かを言ってもらったり、わざわざ何かを通して自分を見なくても良くなるのです。

カラーセラピーで色を通して自分の心の中を感じなくても、ちゃんと自分が求めていることがわかるようになります。

ヒプノセラピーで過去の自分を癒さなくても、日々の生活の中で自分を癒すことができるようになるのです。

 

自分の内面をしっかり見て、自分を認め、自分を信じることができたら自分探しは必要なくなります。自分探しをするために自分を見つめる作業をするのではなく、自分探しを止めるために自分を見つめる作業をした方が良いのだと感じる今日この頃です。