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蛍光灯や電球の色選びで、困らないための知識

2016年8月25日

どの家庭やオフィスにも蛍光灯や電球がありますよね。

女性はあまり自分で取りかえることもないような気もしますが、もし自分で買いに行かなくてはいけないとき、どうしましょう。

照明器具からはずして持って行って、同じものを買うのが一番失敗がないかもしれませんね。

でも、今はいろんな種類の蛍光灯や電球があって、選んでみるのもちょっと楽しいかもしれませんよ^^

 

蛍光灯や電球でよくCMなどで聞くのが、「昼白色」や「昼光色」です。このふたつの違いは何??と思いませんか?

私的にはこれは覚えなくても良いかなぁ(笑)

もちろん覚えても良いんですけど、光の色に注目するのであれば、もっとマニアックなところをみましょう♪

パッケージの裏とか横に説明が書いてあると思うのですが、この数字に注目です!

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「電球色相当2700K」というのがあるのわかりますか?

これは光の色を表しています。

2700Kというのは、少し赤みがかった色の光であることを意味しています。

そして、その下の赤丸の中に、「色鮮やかRa84」というのがありますよね?

これは色がどれだけ自然な色に見えるかを表しています。

Ra100というのが、もっとも自然に見える光といわれているのですが、Ra80以上あるとかなり自然に近い色に見えるとされています。

ですから、Ra84は優秀な部類ですね♪

 

別なパッケージでは・・・

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こちらの電球色は、6700Kになっています。

先ほどのより数字が大きいですね。

数字が大きくなっていくと光の色は青白くなっていきます。

ですからこの電球は少し青みがある白い光ということになります。

さらに、青丸の中の数字がRa84なので、こちらも物の色が自然に見える光と言うことになります。

 

もうひとつ別なパッケージをみると・・・

image2833

光の色が6500Kですね。

この6500という数字は、色を識別する時の基準の光の強さなんです^^

なので、柔らかな太陽の光を思わせるような色ということになります。

6700Kに比べると少し青みが少なめです。

そしてRa80なので、こちらも自然な色に見えるのですが、先ほどのふたつと比べると少々色の見え方は劣るのかも^^;

でもそれほど差はないかなぁ。

 

ということで、パッケージの説明を見るとどんな光の色で、どのくらい色を自然に見ることができるのかがわかります。

Kという単位の数字は、小さければ光は赤みがかっていて、数字が大きければ光の色は青白くなります。

6500Kだと一番太陽光に近いかなと言えます。

 

Raの数字が80以上だと照明の下でも、色が自然に見えます。

私たちが買う蛍光灯や電球は、一般的に使われるので、あまりこの数字が小さなものは買わないので、売っていないと思います。

あってもちょっと嫌かも^^;

 

これ以外にもまだ光の色の判断の材料はあるのですが、とりあえずはこの2つを知っていると便利ですよ。

ってことを、専門学院の授業で暑苦しく語ってきました(笑)

これらのことは、色彩検定の2級の範囲なんですよね。。。

勉強していた時は、この知識は役に立つのか?と思っていたのですが、役に立っています♪

ふふふ・・・知識に無駄はない!!

 

皆さんも蛍光灯や電球を買う時に迷ったら、この数字のことを思い出してくださいね~^^

色の豆知識でした♪