尊厳死から生き方を考える
2016年9月21日
今日あるご縁で、尊厳死の講座を聴きに行ってきました。
講師の方は少し前からの知り合いですが、講座を聴いたことがなく、とても楽しみにして行ってきました。
日本と欧米の死に対する考え方の違いや、実際にお身内を看取った方の体験談をご紹介してくださいました。
欧米では尊厳死の宣言している人は全体の約41%だそうです。それに比べて日本はたったの0.1%なんですって!!
ありゃ・・・少ない^^;
といっても、私も家族も延命措置はして欲しくないけれど、それを明確にしてはいないですね。
明確にしないことで、その意思をくみ取ってもらえないことのほうが多いようです。
尊厳死の宣言書なるものを書いた方の96%が、思い通りの死を迎えることができたそうです。
尊厳ある死を迎えるためには、きちんと自分の意思を持ち、明確にしておかなくてはいけません。
そのためには、生きている今をちゃんと生きなきゃいけません。
ちゃらんぽらんに生きていたら、死ぬ時のこともきちんと考えられないんですよね。
何事も自分で選択をし、生きて最期を迎えるのが理想ですよね。
自分の人生を生きられるのは自分しかいない・・・と、講師の方がおっしゃっていましたが、まさにそうですよね。
改めて納得してきました^^
まずは自分で自分の人生を考えるところから始めなくては!!
そのための心の持ち方や、考え方もいろいろと教えていただきました。
セラピーにもつながる部分がありましたし、普段自分やお客様にお伝えしていることもあり、私も決しておかしなことを言ってないな・・・という確認にもなりました。
誰にでも必ず訪れる死。
日本ではこの言葉を口にすることがタブーのようになっていますが、やはり大切です。
避けては通れないものですもの。
「元気なうちに家族と話をしておくと良いですよ」と、おっしゃっていたので、たまには家族と話をしてみようかなぁと思いますが、母も私も元看護師・・・
話が濃くなるので、時間と体力のある時にしよう(笑)
皆さまも「縁起が悪い」と思わずに、ご家族と話をしてみると良いかもしれませんよ。
死生観って、意外とそれぞれ違って新鮮ですよ^^