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伝わらないのは伝える方に問題あり?

2017年10月31日

このところ続けて同じような話題になりました。

 

「後輩(同僚)に何度も同じことを言わなきゃいけない!どうしてちゃんとできないんだろう??」

 

むむむ!!!!!

この言葉って、実は後輩や同僚を責めてますよね~~。

 

同じことを言わなきゃいけないのは、相手の問題もひょっとしたらあるかもしれませんが、ほとんどの場合伝える側に課題があることが多いのです。

 

自分の視点だけで話をしてしまうと、相手には伝わらないことが多くなります。

自分がわかるからといって、全員がわかるとは限らないですし、自分は察することができても、他の人が察することができるとは限りません。

 

専門学院の授業をしていて、30人以上を教える時、どうしても理解度にばらつきが出てきます。

「仕方がない」という言葉で最初は片付けていたのですが、ふと思い出した言葉がありました。

 

「伝わらないのは、伝える人に責任がある」

 

痛い言葉でした^^;

でも、確かにそうかも・・・と思い、ちょいと工夫をしてみようかと思いました。

 

今までは同じ伝え方しかしていなかったんですよね。

私の授業は試験対策なので、テキストの中を解説して、試験に出やすいところをチェックしてもらうような感じなのです。

 

ですから、テキストを読んでマーカーなどでポイントをチェックしてもらい、過去問で実践するというような授業の流れでした。

それを、文章で書いてあるものを、表にまとめてみたり、実際に確認できるものなどは、なるべく実物を見てもらうようにしてみました。

 

そしたらね、理解してくれる生徒さんがちょっと増えました^^

今までいかに手抜きの授業をしていたのかとかなり反省。。。

 

これって教える立場だけから工夫をしなきゃいけないということではなく、たぶん間違いなく日常生活でも使えることだと思います。

 

アフリカ人に日本語で何度話をしても、伝わらないですよね?

アフリカ人の母国語で話すか、絵やゼスチャーで伝えないとわかりませんよね?

 

日本人だからと言って、言葉だけで伝わるとは限りません。

そこを心の底から理解すると、「何でわからないの?」という疑問がなくなります。

 

だって、その答えは、伝えている自分の問題だから^^;

 

自分が思っているように伝わることって実は奇跡かもしれません(笑)
そう思うと、伝わった時の感動がもの凄いですよ!!

 

もし、伝わらないと感じることが多い時は、伝え方を考えてみましょう!