ひとりを楽しむ
2015年8月20日
妙に目につく言葉ってありませんか
新聞を読んでいたり、週刊誌や本を読んでいても目に入りやすい言葉ってあるように感じるのです。
ある病気を抱えている方が、「それまでは全く目に入らなかったのに、自分がこの病気になったときから病名がちょっとでも話題になっていたら、その文字が目に留まる・・・どんな小さな記事でも・・・」と、おっしゃっていました。
これはきっと病気だけではなく、他のことでも言えるのだろうなあと思います。
その言葉が今の自分に必要な情報をもたらせてくれるものだったり、今の自分を表す言葉だったりするので、アンテナがその言葉をキャッチするんですよね。。。
そんなことを感じる最近ですが、私の目に留まる言葉は・・・
「ひとり」
です。
前に「おひとり様」という言葉が流行りましたよね。
それまではひとりで行動することがさみしいことだったり、恥ずかしいことと感じることも多かったのでしょうかねぇ。。。
もともとおひとり様が大好きな私としては、おひとり様は普通のことだったんですけどね(笑)
気の合う友人や知人と一緒にワイワイ話をしながら食事をしたり、お茶をしたり、お出かけをするのも好きですが、ひとりにはひとりの良さがあったりします
休日にひとりでゆっくりを自分のためだけにお茶を入れる
静かな環境で本を読む
お気に入りのテレビ番組やDVDを見て笑ったり泣いたりする
ポップコーンとコーラを手に映画を観る
カメラを片手にお散歩をする
心の赴くままに車を走らせる
キャンドルの灯りの中でゆっくりとお酒を飲む
一人旅で自分の見たいもの行きたいところにフラフラと出かける
などなど、ひとりで楽しめることって多いですよね。
ひとりが苦手な方ももちろんいらっしゃいます。
さみしがり屋さんだったり、中にはひとりで行動していると友達がいないさみしい奴だと思われるのがイヤ・・・という方もいました
恋人がいてもパートナーがいても、ひとりの時間をそれぞれが楽しみ、そしてふたりの時間も楽しめる。。。そんな感じが良いなぁと思います
それぞれがいろんな経験をし、お互いにその話をしてさらに楽しんだり、喜んだり、悔しがったり、悲しかったり、時には議論をしたり。。。そんな時間も楽しいだろうなぁと。
そして何より、ひとりで行動をしてみると、意外な自分を発見したり、新たな自分を感じたりすることもあります
ひとり行動が苦ではなかった私ですが、外食はひとりでするのが苦手でした。
ですが、出張などでどうしてもひとりで食事をしなくてはいけない状況になった時は、コンビニでパンを買って車で食べるとか、お弁当を買ってホテルで食べるとかしていました。
ある日、いつものように出張先でランチをご一緒する予定だった友人が急遽来られなくなり、ひとりでどうにかしなくてはいけなくなりました
1時間くらい彷徨いようやく女性の一人客が多そうなカフェに入りました。
ドキドキしながらメニューを見て、少し迷いながらオーダー。
黙々と食事をしていました。
が、思っていたより快適です(笑)
ひとりで食事をすると、食べながらひとり作戦会議ができたり、このお料理の味付けって何をつかっているのかなぁと考えたり、時にはお店の方とお話をしたりと、結構ひとりだと食事中は忙しい(笑)
特にお店の方とお話しできることがとても楽しいと感じました
それからは地元でもひとりでランチをしたりするようになりました。
そこに来ている人を観察するのも楽しみのひとつになりました
ひとりで行動すると楽しみも増えますよね
誰かと都合を合わせる必要もないので、気楽です。
あまりひとりになれて、誰かと一緒にいることが煩わしくなるのはどうかと思いますが、そのあたりはちゃんとバランスを取っていくことも必要ですね
心のバランスをサポートする、バランスサポーターの山岸ひとみでした