2:6:2の法則
2015年11月1日
先日テレビであるシスターがこうおっしゃっていました。
「人を信じるのは8割がいい。あとの2割がその人が過ちを犯した時に許すためにある」
100%信じなくていいんだぁというふうに思うと少しさみしい気もしますが、心がちょっとだけ軽くもなりました。
そして思いだした「2:6:2の法則」です。
パレートの法則から派生したのではないかと言われる法則です。
世の中で人は自然と2:6:2の割合で存在するというもの。
学校のクラスでも会社の社員でも以下のような人数配分になるらしいです。
2割~優秀
6割~普通
2割~残念
働きアリを使ってある実験がなされました。
100匹の働きアリのうち、20匹は良く働き、60匹は普通に働き、20匹はサボるそうです。
この20匹のサボるアリを排除してみると、しばらくするとやはり2割にアリはサボり始めるそうです。
働きアリだと思っている人もいつ2割のおさぼりアリになるかわからないんですよね。。。
どんなに優秀な人でも2割は何かしらの残念な部分を秘かに持っているということなんでしょうね、きっと。
だとしたら100%の人なんていないし、この人は絶対大丈夫というのは妄想に近いのかもしれませんね。
その人の中にある2割の「おさぼりアリ」の部分を許せるゆとりを持っていたいと思いました。
シスターのおっしゃっていることがさらに腑に落ちた感じです
誰の中にもある2割の部分。
このことを認識できていたら「裏切られた」とか「騙された」とか「信じてたのに」とか、勝手な思いを抱かなくても良くなるのかもしれませんね。
その2割を許せる人間になりたいものです
心のバランスをサポートする、バランスサポーターの山岸ひとみでした