カラーセラピーのカウンセリング練習のポイント
2016年4月14日
オーラライトカラーセラピーの講座も終盤になり、毎回カウンセリング練習をしています。クライアントさんは受講生さんのお友達です。気心知れた間柄ですが、主観を入れずにボトルの意味(キーワード)を通してクライアントさんの心の中を引きだしていきます。
ひと通りカウンセリングが終わった後にお茶をお出しするのですが、お茶を飲みながらカウンセリングを振り返ったりするのですが、その時の方が受講生さんがキーワードをわかりやすく伝えられたり、クライアントさんの「実は・・・」という部分を聞き出せたりするのです。
何が違うのか。それは・・・
緊張感の違いかなと思います。
「上手にやらなきゃ」とか、「がんばらなきゃ」とか、「まとめなきゃ」とか、「スッキリしてもらわなきゃ」とかいろいろと考えすぎて勝手に緊張をしてしまうケースが多いように思うのです。そして心のどこかで「当てなきゃ」と思ってしまうこともあるのです。
カラーセラピーは占いではないし、セラピストはエスパーではないので、クライアントさんの心の中はわかりません。何を思い何にフォーカスしているのかをカラーボトルを通して考えるのがカラーセラピーなので、当て必要はどこにもないのです。私たちセラピストがするのは、キーワードをお伝えするだけです。当てはまるものがあればそれについて話をしてくれますし、当てはまらなければ他のキーワードをお伝えすれば良いのです。
カウンセリングが終わってお茶を飲んでホッとひと息つくと余計な緊張が解けて、自然とキーワードがちりばめられた会話ができるのです。
テキストに書いてあることを覚える必要はない・・・とお伝えすることがあります。ちょっと乱暴な言い方ですけどね。
キーワードを最初に伝えなくても、普通に「最近どんなことが気になりますか」とか、「子供のころはどんな遊びが好きでしたか」などの質問をして返ってきた答えがちゃんとキーワードになっていることがほとんどなんです。
もちろん理由がわからなくてモヤモヤするという方には色のキーワードで聞いていくと原因にたどり着きやすいですが、そのやり方だけがベストではないのです。
カウンセリングの基本は聞く・聴く・訊くです。
キーワードを覚えると同時にどんな聞き方をしたら答えやすいかということも試してみると良いですね。何にしても必要以上に緊張しないことが大切です、自然体で。そのためには上手にまとめようとしないことです。
意外とクライアントさんが勝手に自分でまとめてくれるものですよ。