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カラーセラピーとは

2016年4月19日

たくさんの企業様や団体様でカラーセラピーの講座や体験セミナーをさせていただきましたが、参加されたほとんどの方が「知らない」もしくは「名前だけ知っている」という方でした。

ボトルを選ぶのは何となく知っているけどそれでどうなるのと不思議に感じますよね。

今日はカラーセラピーについてちょっとだけ語ろうと思います。

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【カラーセラピーの良くある質問】

1.カラーセラピーと占いはどう違うの

これはとても多い質問です。

一番の違いは運命論か意思が入っているかの違いだと思います。

占いは生年月日やお名前を使うことも多く、それは自分ではどうにも変えられないものですよね。

カラーセラピーはこうなりたいとかこうしたいという自分の意思を貫くためのどうしたらいいのかを考えるものなのです。

ですから根本から違います。

占いは自分で選べませんよね。「この生年月日が好きなのでそれで占ってください」とはなりません。

カラーセラピーは自分の意思で「これが気になる」とボトルを選びます。もうこの時点で2者は違いますよね

 

2.カラーセラピーは悩みがないと受けても意味がないの

答えはNOです。

必ず何かの意味はあります。それに気づけるかどうかという問題は少々ありますが、そこはセラピストの腕の見せ所(笑)

もちろん悩みがあってその解決方法を見つけたいという方は受けた結果がわかりやすいですが、悩みがなくても自分が今何を思って何を求めているのか、今に満足しているのか、何か改善したいと思っていることが実はあるのか、ちゃんと自分が向いたいところに進んでいるのかなど、明確になることはたくさんあります。

定期的に受けにくる方が数人いますが、その理由は「自分がちゃんと目標に向かって行っているか確認するため」「自分の成長を確認するため」だそうです。

 

3.カラーセラピーを受けると何がわかりますか

2番の答えと少しかぶりますが、わかることはたくさんあります。

カラーセラピーもいくつか種類があるので、どれを受けうかによって見えてくるもの感じるものは少し変わってきます。

色彩と人間の反応について研究をしたアメリカのフェイバービレンは「カラーによって体の状態、意思、感情、人生観、目標などその人のすべてがわかる」と言っています。

ボトルを選んでその色のキーワードをお伝えすることでクライアントさんがいろいろ考えます。自分の感情やどうしたいかなどの意思、この先どうなりたいのかなどの目標・・・それらが話を進めていくと明確になり、自分のことがもっともっと具体的にわかるようになります。

繰り返し受けることでどんどん自分のいろんな面を見ることができます。

 

【カラーは自分の内面を映し出すもの】

☆選ぶ色・好きな色・気になる色で心がわかる

私たちの中にはドイツの心理学者ユングが提唱した、集合的無意識というのがあります。これは「習っていないけど知っている」という、人間であれば年齢も国籍も性別も関係なくみんな持っている知識のことです。(←ちょっとざっくりとした説明過ぎますが

例えば、暖色系と言われる赤、オレンジ、黄色などを見ると「暖かい」という印象を持ちますよね。寒色系と言われる青緑や青を見ると「涼しそう」と感じますよね。これは誰かに習ったわけではないはずなんです。自然と自分で感じているものなのです。この感覚が集合的無意識の世界になります。

赤を見ると「熱い」「情熱的」「元気」などと感じるのもそうです。この感覚は世界共通なのです。

これらの感覚を利用して作られたのがカラーセラピーです。直感で色を選ぶことは自分の心に共感している色を選ぶことであり、自分の意思や感情を表しているということなのです。

友人で今の気持ちはゴールドを選んだ方がいたのですが、キーワードを伝えてもどれもピンとこない様子で、「まさか」と思いながら「宝くじ買った」と聞くとかなり驚いていました(笑)どうやら宝くじを買って当たった時の自分を想像していたそうです。ゴールドのキーワードにあるんです・・・お金が(笑)

こんなふうにちゃんと自分の内面を表してくれるんですよ

 

☆カラーで体調がわかる

体内で起こっていることは体の表面に色として現れますよね。

風邪をひいたりして体調が悪い時は顔色が青白くなったり、内出血があると皮膚が紫色になったり、肝臓が悪くなると皮膚が黄色くなったり、脱水になると尿の色が濃くなったり。。。

直接これらはカラーセラピーとは関係ないのですが、選ぶ色で体調もわかったりします。

上記で述べたように集合的無意識の中にあるカラーのイメージは様々あります。赤は足元や血液をイメージさせるため、赤を選んだ時に心臓がちょっと心配だったり、足の調子が悪かったりすることがあります。

また、黄色を選んだ方が「胃の調子が悪くてちょっと心配なの」という方がいらっしゃいました。黄色は胃を表す色なんです。

喉の調子が悪い方が青や青緑を選ぶこともあります。

こんな風に、心の中だけではなく体調も現れたりするのです。

 

【カラーセラピー経験者の感想】

カラーセラピーを受けてくださった方々の感想です。

※ご本人の了承を得て、差し支えのない範囲の内容で掲載しています。

◎40代女性

初めてのカラーセラピーでしたが、自分の子供の頃の思いが今につながっているのだと思いました。自分の考え癖がわかり解決策も少し見えたような気がします。

 

◎30代女性

セラピーを受けている時もスッキリしたのですが、帰ってからじわじわと感じるものも多くありました。自分の感情をゆっくりと味わい、これから先の行動を考えていきたいと思います。

 

◎40代女性

自分がどこに向かっているのかがハッキリしました。もう答えは自分の中にあったのに見ないようにしていたことに気づきました。

 

◎20代女性

やっぱり結婚しようと思いました。

 

◎40代男性

自覚していた以上に今の状態にストレスを感じていると実感。今日決めた行動を明日から早速実行します。

あまり人に自分のことを話すのは得意ではないのですが、時間が経つにつれてどんどん自分のことを話している自分に驚きましたがとてもスッキリしました。言葉にしたことで考えがまとまりやすくなりました。

 

カラーセラピーを体験して感じることは人それぞれです。その時の思いや感情によって変わってきます。同じ人が時期を置いて同じ色を選んだとしても全く同じ気持ちで選んだということはほとんどありません。少しでも変わっているものです。

カラーセラピーを癒しと位置付けることもありますが、本来は癒しではなくカウンセリングだと思います。自分と向き合うツールです。カウンセリングの時間は自分のことだけに集中して考えることができます。その結果自分の中にある答えにたどり着けるのです。

1時間のカウンセリングの中で全てがスッキリしたり、全てが解決できないかもしれませんが、あとからじわじわじわじわ来ることもあります。

定期的に受けることで自分の特性や行動や考え方の癖や偏りを知ることもできます。

何度も受けていると自然と自問自答するのが上手になります

その結果、モヤモヤする時間が短くなります。考えすぎなくなります。決断が速くなります。

 

カラーセラピーはボトルがなくても身近な色を使ってできます。

自分なりの物を使って自分の心を見て、モヤモヤ対策をしましょう

 

色の意味(キーワード)はこのブログでちょいちょいお話をしていこうと思いますので、見ていただけるとうれしいです

見てもわからないという方は、ご連絡くださいね。お手伝いさせていただきます