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五月病にご注意!!原因と対策

2016年4月29日

楽しい楽しいGWがスタートですね

中には10連休という方もいらっしゃるとか

長期旅行、1泊旅行、ちょっとお出かけ、お家でまったりなどなど、いろんな過ごし方がありますが、皆さまはどんなご予定ですか。

お休みが終わり、また日常の学校や仕事に戻った時に何割かの方に待っているもの・・・五月病です

連休後も楽しく過ごすためにちょっとだけ症状や対策方法をお知らせしますね。

 

【五月病ってどんな病気?】

定義(?)としては・・・

『新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。』

とされています。

そうです・・・症状なんです。

 

【五月病の症状】

何となく気分が落ち込む

無力感がある

疲れが取れていない感じがする

集中力がない

眠れない

食欲がない

胃が痛い

めまい

動悸がする

 

こんな症状が主なものになります。

 

【五月病の原因】

4月から新生活が始まり、知らず知らずの間に緊張感から来る疲労が溜まっているのです。毎日が刺激的で楽しいと思っていても、それは日常ではないので、過度な刺激(ストレス)として心と脳は感じるのです。刺激は無さ過ぎてもあり過ぎてもストレスになるので、楽しすぎる状態が続くのもあまり良くないのです。

1ヶ月間緊張や通常の状態ではない毎日を過ごし、GWで一旦分断されます。そうして心にちょっと隙間ができるのです。緊張感から解放されホッとひと息の状態ですね。

そして、こんな毎日を過ごしたりしていませんか

 

夜更かし&朝寝坊

暴飲暴食

1日中ゲームをする

スマホをずっといじっている

仕事や学校のことが頭から離れない

 

これらが原因になったりすることもあるんですよ。

上4つめまではぐうたら生活ですし、最後のひとつは気分転換になっていない状態ですね。

 

【五月病にならないために連休中に気をつけること】

規則正しい生活

お休みになり、ぐうたら生活をしたくなりますよね。だって楽しいですもの夜更かしと朝寝坊(笑)

そこをちょっとだけ我慢です

旅行に行っていてもお家で過ごしていても寝る時間と起きる時間のパターンをあまり崩さないほうが良いとされています。生活時間の変化は心にも体にも負担をかけてしまうのです。

睡眠時間は少なくても良いので、質を高めるようにしましょう。

食事もきちんと取りましょうね休みだからといって好きな時間に好きなだけ食べるのは胃にかなりの負担をかけてしまします。

旅行でおいしいものをたくさん食べるのも楽しくて良いのですが、少し胃を休ませることもしてくださいね

 

適度な運動をする

家の中にこもってゲームばかりをしたり、スマホやパソコンでSNSに没頭をしていることはありませんか。時々は外に出て体を動かしましょうスポーツをするという意味ではないので、スポーツ嫌いだもんと思わないでくださいね~~。

お散歩をするだけでもいいんです。休暇だからといって体を動かさずにじっとしていると筋肉は余計に疲れるというデータがあります。お散歩もめんどくさいなぁという方は、ストレッチをしたりするのでも大丈夫です。

少し筋肉を動かしましょう。

 

仕事や勉強のことを忘れる

緊張感にさらされた1カ月を過ごしたのですから、少しは仕事や勉強のことを忘れて心を解放しましょう

これは普段から仕事以外で楽しめる何かを2~3あると良いですね。

ドライブ、温泉、お友達とおしゃべり、家族と過ごす、映画を観る、ヨガ、スポーツをするなどなど、自分が興味を持てて集中できるものが良いですね。

 

【こんな人は五月病に要注意】

まじめな人

責任感がある人

理想が高い人

気分転換が苦手な人

完璧主義な人

内向的な人

 

元々持っている気質が関係してくるようです。まじめも責任感も理想を持つことも決して悪いわけではありませんよね。なので程度問題なんです。何事も「過ぎる」ことは心身のバランスを崩しやすくなります。息を抜くこともできないことを認めることも必要です

症状に気づいた時は誰かに話をしてみましょう。話をするだけでもすっきりすることも多いんですよ。

ひとりでも良いので心のことを話しできるお相手を見つけておきましょ

そして、もし周りの方に症状があったときは、そっと声をかけてみましょ。

その時には「がんばれ」とか「そのうち良くなるよ」という言葉ではなく、ただただ話を聞く役目に徹してくださいね

 

【症状が強い時や続く時は病院に行きましょう】

数週間から1ヶ月くらいで症状が治まると言われていますが、症状が続いたり、日常生活が辛いようでしたら迷わず病院にかかってくださいね。我慢は大敵です

5月病はGW明けに起こりやすい症状だからという意味で名付けられていますが、1年を通して出る可能性がある症状ですので、みんなで気をつけましょう