想いを色に乗せるカラーコーディネート
2016年5月31日
お部屋のカラーコーディネートのご相談を受けることがあります。インテリアコーディネートさんと違って専門的な知識はありません。なのでそこをご理解してくださった方のみお受けしています。
友人や知人のお部屋などのご相談が多かったのですが、昨年は知人の事務所のコーディネートをお願いされ、かなりドキドキしながらなぜか「やる」と言ってしまった私
どんな想いでどんな事務所にしたいのか、どんな色がお好みかなどをお聞きし、ご提案。
お好みの色にしてしまうと黒かグレーになってしまいそうなので、ここはほぼ却下しましたけどね(笑)
んで選んだのが白いキャビネットや白い机。清潔感とクリアさを強調したかったんですものそれだけだと緊張感を与えてしまうので、打ち合わせコーナーのテーブルの天板を木目にして椅子はこんな感じにしてみました。
ちょっとお堅いイメージのお仕事だったので相談しやすい、話しやすい色をチョイス
ご相談に乗るのがお仕事の半分くらいの時間を占めるのかなぁと感じたので、コミュニケーションをサポートしてくれる色を使いたかったんです。
でもね~、今だから言えますが、これ・・・賭けでした
だって、職種のイメージとかけ離れて安っぽいイメージになりかねないんですもの。でも後で聞いたらなかなか好評だったようでホッとしましたわ
建物に使っている素材や資材等々のことはわかりませんし、耐性もわかりません。なので私がご提案できるのは本当に色だけなのです。その空間をどんなふうに使うのか、誰が使うのか、どんな想いでその空間を作ろうと思ったのか。。。それらを色に置き換えて提案するだけなんです
例えば、占いに行ってお部屋に入って黒や紫などでコーディネートされていたら、神秘的な感じがしてなんだか占いに来たという気持ちがさらに高まりますよね。
リラクゼーションエステに行って、お部屋やエステティシャンの服がまっ黒と紫だったらちょっと落ち着かないですし、なんとなくキレイになれるような感じがしないと思います。できればパステルピンクやパステルイエロー、アイボリー系の色がメインだと女子力アップできそうな気になります
それにさらにオーナーさんの想いをプラスして色で表わすことで、お客様にイメージも想いも伝わりやすくなるのです。カラーセラピストとして、色と心の関係性はたぶん他の方より知っているのでこのあたりのご提案が得意です
これは事務所や職場のことだけではなく、お家でも同じですよ誰がどんな目的で使うのかを考えて色をセレクトするのがおススメです。
子供部屋と大人の寝室では使う色は変わってきますし、書斎とリビングでも使う色は変わってきます。色の選び方を間違えると落ち着かない空間になったり、イメージとかけ離れたことになってしまうので、できればインテリアコーディネーターさんのアドバイスを求めることをおススメします