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ヒプノセラピーの退行催眠で記憶を取り戻す

2016年6月2日

昨夜テレビで退行催眠を使って記憶喪失の方の記憶を探るということをやっていました。

退行催眠はヒプノセラピーでスタンダードに使う手法です。テレビでは出演者の方がVTRを見ながら「え~」とか「すごい」、「ホントに」など驚いていましたね。

まだまだ知られていませんね・・・退行催眠。

記憶喪失だけではなく、ごく普通の生活をしている私たちにも活用できるんですよ。

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【退行催眠とは】

過去に遡って、クライアントさんの過去の記憶を呼び覚ますことです。

このことによって、その時の状況や感情を改めて感じ分析することで、今ある悩みの解決やその糸口を見つけられる可能性があります。

催眠状態になってリラックスした状態で潜在意識の中にある過去を呼び起こします。

催眠状態というと催眠術と思われる方も多いのですが、違いますよ~~~。催眠状態は自分の意思があるので、いつでも起きられますし、体も動きます。まれに深く深く催眠状態になった時には体が動かなくなる方もいらっしゃいますが^^;

 

【退行催眠を受けることで得られるもの】

私は、「人は勘違いと思い込みでできている」と良く言います(笑)

例えば「自分は何をやっても上手くいかない。昔からそうなんです」というふうに思っているとします。(←この考えの方、結構多いです)

産まれたての赤ちゃんはそんなこと思っていませんよね。おぎゃ~~~~~と産まれて心の中で『私は何をやっても上手く行かないから、この先の人生どうしようかなぁ』なんて思っていませんよね。確かめたことがないのですが、たぶん思っていないはずなんです。

ではいつからそう思うようになったのでしょうか。なにか原因やきっかけがあるはずなんです。

ひょっとしたら何かをした時に自分では上手くいったと思っても周りから、「そんなんじゃダメだ」とか、「そうじゃないくてもっと○○の方が良いと思うんだけど」というように、周りの誰かの考えや思いと違ったために自分はダメだと思いこんでしまった可能性もあるのです。

自分では上手にできたと思ったのに。。。悔しかったですよね、きっと。

過去の自分を思い出し、その時のニーズと合っていなかっただけで、自分ができなかったのではないということが理解できるのです。

そうすると今ある「自信のなさ」から解放される可能性が高いのです。絶対に解放されるという保障はありません。いくつもの原因が重なってそういう思考になっていたとしたら、1回の退行で解決されないこともあるのです。

退行催眠によって、今あるネガティブな思考の勘違いと思い込みを是正することができるのです。

 

【退行催眠はひとりでもできる?】

ひとりでもできる方法をご紹介している本やサイトもありますが、個人的にはあまりおススメしていません。

催眠状態はちゃんと目覚めないと頭がぼーっとしてフラフラしちゃうこともあります。セラピストのサポートの元、退行して記憶を確認するほうが気づきや発見が多い可能性が高いですよ。

本当に催眠状態になっているのかもわからないですよね、ひとりでしていると。何度も受けている方だとひとりでできる方法を調べて試してみるのも良いのかもしれませんけどね。

 

 

催眠状態になり、過去の自分を感じたり、潜在意識とつながるということがどういうことなのか、心の声を聴くってどういうことなのかを体験すると、自分をもっともっと信じられるようになります。

全ては自分が選択してきたのだと思えるようになります。

興味のある方はご連絡くださいね。

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