大人の社会科見学
2014年9月7日
心と体のバランスを取るお手伝い、バランスサポーターの山岸ひとみです
昨日の旭川パワーランチ~第65回~は、大人の社会科見学と称して、お外に行ってきました~~
場所は北海道立総合研究機構・・・林産試験場です。
到着したらまずは・・・パワーランチ!
おいしいお弁当をモグモグ
ものすごく豪華でおいしかったです
お天気が心配だったのですが、気持ちよい天候で、お外ご飯ができました。
そしてその後は、工場見学です。
木場を横目に進んで行くと・・・
こんな機械がありました。
丸太くんの木肌を取る機械だそうです。
丸太くんがどのように加工されていくのか、その過程にそって見学できるそうです
この機会の名前・・・バーカと言うそうです(笑)
そして、皮を剥がされた丸太くんは切られます
鋭利な刃物で・・・
職人さんだと丸太を見たらどんな加工品がどれだけできるのかを計算して切り出すそうです。
凄いですよね。
これは機械なのですでにその情報が入っているため、無駄なく丸太くんを切り出すそうです。
切り出された丸太くんはこんな機械の中に入り、乾燥させられます。
この乾燥もいろんな実験がなされているようです。
いろんな機械があり、当然木を切ったり、運んだり乾燥させたり・・・様々な音がかなりのボリュームで聞こえるらしく、
壁にはこんな張り紙がありました。
じゃないと聴覚が大変なことになりますよね
さてさて、私は楽しかったひとつに、「合板」を作る過程がおもしろかったです。
この機械で丸太くんをカツラ剥きにするそうです。
直径30センチくらいの丸太くんが直径10センチのスリムになるまでカツラ剥きされます。
そして、乾燥
この機械の中で乾燥されるそうです。
合板の制作所なんかだと乾燥するのにかなりの距離があるようです。
こちらはあくまでも試験場なので短いらしいです。
乾燥された板を3枚とか5枚とかを重ねて圧縮してでき上がるのが合板なんだそうです。
ちゃんと規格も決まっており、それに合わないものは製品として集荷できないんだそうです。
あと、床暖に使われている材質のサンプルや油を吸い取る墨などもありました。
建築に使う木材はやわらかくて家具には使えないそうです。
ですが、そのやわらかい木材も熱を加え圧縮することで家具にも使えるようです。
そんな圧縮する機械もありました
そして、やっと私が見たかったメインのお部屋へ
PCに出てきた脚
これを3Dソフトを使ってこんなふうに加工して・・・
ほんでもってさらに加工して・・・
機械にデーターを送るんですって。
そしてコントローラーで調整をして・・・って
ゲームのコントローラー
ままま・・・そこは置いといて(笑)
機械のスイッチをオンにすると
木を削って行きます。
6分ほど待つと
脚の出来上がり
この機械ですが、途中研究がストップしていた時期もあるようですが、9年かけて開発されたそうです。
実はこの機械の開発者がパワーランチに来てくださっている橋本氏です。
今回は橋本氏にお願いして工場見学が実現しましたぁ
あ・・・ご本人の名誉のために一応言っておきますが、この機械で器やハートの形、キノコの形などもできますよ
決して脚専用ではありません(笑)
本日のおまけショット
敷地内の木路歩来(コロポックル)の木の砂に横たわる橋本氏