住所

自分を追い詰めない目標の越え方

2016年6月17日

理想や夢を持つことは大切です。やる気の元になったり、迷いがなくなったり、行き先がわかるので行動しやすくなります。夢を叶えるために10年先、20年先を見据えて目標を立てて行動している方も多いことと思います。

目標が高いところにあると到達するまでにいくつかのポイントがあり、小さな目標をクリアしていく必要があります。それを通過点と表現する方も多いのではないでしょうか。そこを越えなければ最終目標に辿りつかないので確かに通過点です。最終目標までいくつもの小さな目標、通過点を通ることになります。

 

【通過点は本当に通貨していいの?】

ひとつの目標をクリアしたらすぐに「はい、次」と行ってしまいますか?それとも来た道を少し振り返ったりしますか?

目標が高ければ高いほど先に進みたくなるものです。時間は限られているのでボーっとしていたりゆっくりしていたら最終目標に辿りつかないかもしれないですもの。。。

でも本当にすぐに次に行っていいのでしょうか。休憩の必要はないのでしょうか。

マラソンや登山など、長い長い道のりを行く時にある通過点・・・給水所や休憩所がそれに当たると思います。そこではどんなにハイスピードで走っていても、どんなに順調に登って来たとしても、少しスピードを緩めてお水を取ったり、腰をおろして水分補給や糖分補給をしますよね。

人生も同じかなと思うのです。ずっと走りっぱなし、登りっぱなしは疲れますし、ランナーズハイの状態になって落ち着いて考えることや行動することが難しくなるのではないかと思うのです。

 

【通過点は確認ポイント】

通過点ではちょっとだけスピードを緩めたり休憩をして来た道を振り返りながら、「ここまで来た」と立っている場所を確認したり、自分の体に不具合がないかなどの点検をする必要があるのではないでしょうか。

ひょっとしたらまっすぐに来たと思っていてもよくよく見るとちょっとずれがあったりしたときに、通過点でそのずれを修正できるかもしれませんよね。

違う方向に行っていないか確認するためにもちょっとだけ立ち止まることも必要です。軌道修正が必要か立ち止まるところが小さな目標なのです。

 

【通過点でする大切なこと】

小さな目標をクリアしたら少し立ち止まって場所の確認、心の確認をして次の目標に向かって進みます。その他にする大切なことがあります。それは、そこまで来た自分を褒めること。

自分の足でここまで到達したんです。いろんな思いを抱いたり、時には痛い目にもあってもがんばってここまで来たんです。その自分のがんばりを認めましょう。「よくがんばった!えらい!えらい!!」と、褒めちぎりましょう♪

そうして気持ちを高めて次の確認ポイント(目標)に向かって歩き出しましょ。

まだまだと言い続けていたら心が辛くなっていきますよ。自分のがんばりを一番知っているのは自分ですから。

 

【ゆとりをもって最終目標に向かう】

まだまだ!と思うことは現状に満足をせずに自分を成長させることにつながります。それと同時にそのまだまだが強すぎると、自分を追い詰めてしまうことになります。追い詰められるとどんどん焦りが出て、視野が狭くなり正確な判断もできなくなる可能性があります。

眉間にしわを寄せて、肩に力を入れて、全身ガチガチになっている状態を想像してみてください。楽しそうですか?どう考えても苦しそうですよね。そんな状態で進んでいてもどんどん疲れが溜まって辛くなってきます。

最終目標に到達してもあるのは疲労感ということになるかもしれませんね。

笑って満足感と達成感を感じるためには心の余裕が必要です。そのためにも途中途中で休み、自分を褒め、行き先を確認しながら進みましょう。

時間は限られていますが、意外とあるものですよ。