長所と短所は表裏一体!バランスが大切
2016年6月20日
進学や就職面接の時に、長所と短所を書いたり聞かれたりしませんでしたか。私も書きましたし、聞かれました。でもそのたび「これはなんの意味があるんだろう」と思いましたし、「自分の長所なんてわからない~~」と思っていました。
カウンセリングにいらしたお客様から、「私○○なのでダメなんです~~」とか、「○○な傾向があるのでいつも失敗するんです」とか、「欠点だらけなんです」などと言われることがあります。ダメなのかなぁといつも思いますし、そのままお客様に言ってしまいきょとんとされます
長所も短所も愛すべき自分自身ですよ。
【長所とは】
大辞林によると、優れている点、良いところ、美点とのこと。
性格でいうと、責任感がある、協調性がある、好奇心が旺盛、プラス思考、計画性がある、などなど。
【短所とは】
大辞林によると、他のものと比べて劣っているところ、不足しているところ、欠点のこと。
性格でいうと、消極的、人見知り、計画性がない、心配性、頑固、などなど。
【見方を変えると見え方が違う】
短所はダメだと思うことが多かもしれませんが、そうでもないですよね。だってそれはとっても良い部分ですから。見方を変えるだけで長所になりますし
長所だと思っているところもそれが行きすぎると・・・
責任感がある➡NOが言えず自分を追い込んでしまう
協調性がある➡八方美人
好奇心が旺盛➡集中力がない
プラス思考➡問題点を抽出できない
計画性がある➡融通が利かない
ということになってしまう可能性があります
逆に短所だと思っているところも見方を変えると・・・
消極的➡控えめ
人見知り➡人をよく観察している
計画性がない➡柔軟性がある
心配性➡慎重
頑固➡芯がある
という感じになりますよね
【物事は全て表裏一体】
どちらも偏るのが問題なので、それだけ注意していたらそれでいいんですよ~~ひとつの側面だけをみて良い悪いをジャッジしなくて良いんです。
この世界にあるものには全て表と裏があります。どちらか片方が欠けてしまったらバランスが取れなくなります。両方大切なものなので、大切にしてくださいね