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AFT色彩検定2016冬の検定に向けて

2016年6月28日

つい先日AFT色彩検定の2016夏期の試験が終わりましたね~~。

受験された方はいかがだったでしょうか。ネットではいろんなサイトで解答速報が流れていますが自己採点をしたい方としたくない方と^^;

私の知り合いも何人か受けており、どうだったかなぁ^^

色彩検定は年に2回受験が可能です。次の試験日は11月13日(日)です。

ということで、すでに冬の検定に向けてお問い合わせがちらほら来ています。

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【AFT色彩検定とは】

色彩検定協会が1990年から実施した色に関する検定です。2006年には文部科学省後援の技能検定となっています。

色に関する幅広い知識と技能を問う検定で、昨年の受験者数は4万人を超えています。

色は生活の中に身近なものとして当たり前のようにあります。全ての製品に色がついています。洋服やアクセサリーのファッション、コスメ、家具、家電、お花、車、広告、名刺、フライヤーなどなど、挙げるとキリがありません。それらに使われてい色を理論的に整理をしたり、伝えたりすることで誰にでもわかりやすく提案することができます。

カラーコーディネーターになりたい方、デザイナー、ペインター、印刷屋さん、アパレル関係、お花屋さんなど多くの職業の方におススメの検定です。

 

【検定の難易度】

3級2級1級の3段階になっているので、ちょっと興味があるなぁという方は3級から受けてみると良いですよ。配色(色合わせ)の基本も勉強できるので、日常生活に取り入れられる情報や知識が得られ、普段のお洋服の色選びや、お部屋のコーディネートなどに役に立ちますよ。合格率は約75%です。

2級はもう少し専門的な内容が入ってきますので、ステップアップしたい方はぜひぜひ勉強をされるとおもしろいですよ。照明と色の関係性、洋服などの生地の繊維の内容など、こちらも日常生活で使える知識があります。合格率は約65%です。

1級は専門的な知識が満載です。学科の1次試験と実技の2次試験があり、学んだことを実践できるかを問われます。色の明度や再度といった細かな部分も活用できるような内容になっていますので、かなりマニアックで楽しいです。合格率は約30%です。

 

【試験について】

受験申し込みをしてから受験票が届きますので、忘れずに検定当日に持参します。検定は学校などでみんなで受験する場合はその学校で受けられることも多いのですが、個人での申し込みの場合は決められている受験地に行って試験を受けます。事前にお近くの受験地を調べておくのが良いですね。

試験はマークシート形式で一部記述があります。

1級は1次試験を合格し、2次試験で不合格だった場合はその後2年間は1次試験が免除されますので、2次試験のみ受験することができます。

 

【試験合格後の活躍の場】

「試験に合格したら仕事になりますか」と聞かれることも多いのですが、とても答えにくい質問です^^;

というのはどちらとも言えないからです。私のように受験対策講座をしているとそれは仕事になっています。事務の方が受験して仕事でお客様へのDMを作る時に配色にこだわって作ったとしたら、仕事になってます。デザイナーさんが資格を持っているがデザインのプレゼンでその色を使った理由を「勘です」と言ったら仕事になっていないと言えるのではないかと思います。

仕事にできるかどうか、得た知識を活用するかどうかはその人次第というちょっと乱暴な言い方になってしまいます。

ただ、理論を知っていると説得力が変わると思います。これは私は実際にいろいろと経験した中から言えることで、他のカラーリストさんによっては意見が違うかもしれませんね。

 

【知らなくても生きていける色の知識】

普通に生活をしていて、どうしても色の知識が必要になる場はそうそう多くはないと思います。もし困ってもその道のプロがいるので聞いたらどうにかなります。

でも聞かずに自分でどうにかできたら楽しいかもしれませんし、持っている知識を応用して自分なりの何かを生み出しても楽しいなと思います。

知らなくても全く問題なく生きて行けますが、知っているとちょっと生活が楽しくなるかもしれない・・・それが色の世界かなと感じています。

 

そんな色の世界を覗くATF色彩検定ですが、講座も適時開講していますので、受けようか迷っている方、実際にどんな勉強をするのか知りたい方、勇気を振り絞ってご連絡くださいね(笑)

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