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カラーセラピーでなぜ自分の心の状態がわかるの?

2016年7月18日

カラーセラピーという言葉を聞いても漠然としていて、何をするのか、何のためにするのか、占いと違うのかなどなど疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

形がない感情や心に働きかけるものなので、体験をしないとなかなかわかりにくいかもしれませんね。

今日は数多くいただく質問の中で、「なんでボトルを選ぶだけで心の状態がわかるの?」ということに対する回答を書いてみようと思います。

カラーセラピー

【色によって起こる体内での変化】

赤を見ると元気がでたり、やる気になったりすると言われています。実際にちょっとパワーダウン気味かなと思ったら赤を見たくなったりしませんか?あとはお肉を食べたくなったり^^お肉は赤を象徴する食べ物ですからね~~。

あとは冷静になりたい時や心を落ち着かせたい時に青を見たりしますよね。

人によっては特定の色を見るとちょっと悲しくなったり、ウキウキしたりするということもあります。

こんなふうに、色は心や体にいろんな反応を起こしてくれるんですよ。

これは色が目から入って脳の中でホルモン分泌を促したり、記憶を呼び起こしたりする作用があるためです。

赤を見るとアドレナリンが出て、血圧が上がったり、脈拍が速くなったり、呼吸が速くなったりします。青を見るとこれらの症状がすーっと落ち着きます。これはホルモン分泌への作用があるために起こる変化になります。

 

 

【色は記憶を呼び起こす】

色は記憶にも作用します。

遊んでいる時に転んでとても痛い思いをした時に着ていた洋服が黄色だった時に、何年も経っているのに黄色の洋服を着ると今でも転ばないように気をつけて歩いたり、痛かった時の記憶が蘇ったりします。

または、何かとても上手く行った時に赤いものを身に着けていたら、その後も赤を見たり身につけると何か良いことが起こりそうな気がしたりというのもそうですね。

人間は五感で感じたものはその感覚と一緒に感情も思い出に仕舞い込んでしまうという特徴があるというのが、研究で明らかにされています。

特に香りと色は感情とセットで記憶されると言われています。

 

【記憶と意識と潜在意識】

そんな記憶ですが、人間の記憶は潜在意識にあると言われています。これはフロイトが説いていますが、人には意識と潜在意識があると言っています。意識は今を表し、こうして文章を書いている私や、これを読んでいる皆さんの今の状態です。いわゆる「意識がある状態」ですね^^

それに対して潜在意識は意識の奥にあり、それは膨大な大きさを持っています。その中には過去の経験や感情があると言われています。小さな頃の忘れている記憶もここにあるのです。

色を見ることで、その色にまつわる記憶がここから蘇るのです。それはとても楽しいことかもしれませんし、ひょっとしたらちょっと悲しいことかもしれません。人によってはトラウマになっている記憶や体験かもしれませんね。。。

思いさせないその記憶を思い出したり、自分の意識にお知らせしているのが夢だとフロイトは言いました。起きている時には潜在意識は思うに活動してくれないので、潜在意識の記憶を呼び起こすには寝るしかないというのがその考えでした。(ざっくり過ぎる解説ですが^^;)

 

【もっと深いところにある意識】

さらにまだ人間の中には別な意識があり、それを集合的無意識とか集合無意識と言っています。これはユングが説いたものです。

この集合的無意識の中には人類であれば共通に持っているものだと言っています。

潜在意識のまだまだ奥にあるイメージです。心の奥底、深いところにあると言っても良いかもしれません。

先ほどの潜在意識は個人の記憶なのです。それに対して集合的無意識は個人的なものではなく、人間的記憶です。あとは、学んでいないけど知っているという感じのこともここにあると言われています。

例えば・・・

赤やオレンジ、黄色を見ると暖かそうだなとか、青を見ると爽やかだなとか、黄色やオレンジを見るとビタミンだぁとか、グリーンを見ると癒されるとかというのがそうです。

小さな頃に、「青を見たら爽やかだと思わなくてはいけません」とか、「グリーンを見たら癒されなさい」と教えられた記憶はないと思います。それでも知っているんです。野生の勘で(笑)

これが集合的無意識の中にあるものです。人類共通の意識(認識・記憶)です。

 

【色は人間の心の深いところに刺激する】

色は記憶に働きかけると言いましたよね。これは潜在意識と集合的無意識に刺激を与え、記憶を呼び起こしているのです。色を見ることで過去にあった記憶や人類として持っている知恵や記憶を思い出させ、見せてくれるのです。

この潜在意識や集合的無意識の中に色に関する共通認識もあります。色を選ぶことで、意識と潜在意識や集合的無意識がそれぞれに働きかけ、心の状態にあった色に神経を集中させるのです。

普段はあまり好きではなかったり、手に取らない色でも、その色の持つ人類共通のものが心にあったら反応してしまうのです。

意識している部分は好きや嫌いで判断するのですが、潜在意識や集合的無意識は好き嫌いではなく記憶や感情によって判断します。

 

【色を選ぶと素直な自分に会える】

ということで、色を選ぶということは表面的なものではなく、もっと深いところで起こっている無意識の自分の心の叫びなのです。

というと、何だか壮大な感じですが、そうではなく、無邪気な心の叫びと言ってもいいかもしれません^^

損得を考えずに、「好き」「嫌い」「○○したい」「○○したくない」「うれしい」「かなしい」「楽しい」など素直な気持ちですね。そんな感情が潜在意識や集合的無意識にちゃんとあるんですよ。でもそれらは意識の中では状況を考えたり、損得を考えたり、ちょっと良い恰好をしたかったりなどの理由で押し殺しちゃったりします。

色はその押し殺していない素直な気持ちを表すものなのです。

 

何気なく選んでいる色ですが、実はこんなに深いところで行われているんです^^

素直になりたい方はぜひカラーセラピーを♪

 

ふふふ、今日はかなりマニアックな話になりました^^;

もっと詳しくお聴きになりたい方はぜひいらしてくださいね♪

語ります!!!!!

 

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