怒りの感情に振り回されないための、アンガーマネジメント
2016年10月16日
アンガーマネジメントという言葉を聞いたことがありますか?
私はお恥ずかしながら、今年に入ってこの言葉を知りました。怒りをコントロールしようというようなことなのですが(ざっくり言い過ぎですね^^;)、セラピーの中でもそんな話を良くするなあと思いました。
人間は多くの感情を持っています。
その感情の中でも怒りはとてもパワーのある感情です。もちろんあまり良い意味でパワーがあるわけではありません。。。
嬉しいことがあって幸せを感じた時と、とても嫌なことがあって怒った時とでは、疲れ方が全然違うと感じませんか?怒りの感情を持っている時ほど心も体も疲れているのではないでしょうか?
疲れた・・・そう感じる日があったとしたら、その日1日はどんな感情が湧いてくることが多かったですか?
人間は感情の生き物です。感情がなければ動くことができません。
ですからとても大切なものなのですが、上手に付き合わないとちょっとめんどくさいことにもなるのです。
幸せな感情はとってもシンプルです。嬉しいや楽しいなどのワクワクしかそこにはありませんから^^
でも、怒りは複雑です。怒りの根本にあるものがバラバラなんです。。。
悲しみや心配、プライドを傷つけられた、認めてもらえない、嫉妬、落胆などが見え隠れしているんですよ。
これだけの感情を抱えているのですから、そりゃあ!凄いパワーですよね^^;
大きなパワーはとても大きな影響を与えます。台風や竜巻のように。。。
ではでは、その怒りを弱める、怒りに鈍くなる方法はどうしたらいいのでしょうか?
ポイントは
・自分と人は違うと認識する
・自分が思っているほど人は自分を見ていないと認識する
・怒りの感情を持ちやすい共通点を見つける
・今すべきことに集中する
・イライラしてきたら深呼吸をしてから話をする
自分の予想と同じ結果にならなかったり、思ったより褒められなかったりすると怒りとして現れる人もいますよね。でもね、それぞれの考えは違うので、自分の中の「普通は・・・」という概念を一回取っ払っちゃいましょ。そうすることで自分の予想と違う結果になってもあまり怒らなくなりますよ。
だって、その人は自分と違う「普通」を持っていると気づけますから^^
そして、過ぎたこと、やってしまったことに目を向けずに、では今どうすると一番良いのかということに意識を向けましょう。対策をしてからゆっくり反省会をしても遅くないのではないでしょうかね。その頃にはきっと怒りもなくなり、冷静に反省会をすることができると思います。
さらに人によって怒りの沸点は違います。自分の沸点を知っていると良いですよ。怒りを感じた時のことを書き出してみましょう。そして、怒り意外に感じた感情を書き出してみましょう。
本当は怒り以外の感情がメインかもしれませんよ。。。これを知ることで、怒りを感じそうな時を察知して回避することができます^^
怒りの感情に体力と気力を持って行かれないように、上手に感情と付き合いましょうね^^