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悩みはいつの時代も同じ

2016年10月27日

仕事柄いろんな方のお悩みを耳にすることが多くあります。

もちろんセラピーを通して聞くこともあれば、何気ない会話の中で聞くこともあります。

なんだか自然とお悩みを言いたくなるようです・・・セラピストとしては最高です♪

 

社会人になったばかりの時に、「今の若いもんは!」という言葉を言われたこともありますし、今も他の方が、「最近の若者は」という言葉を口にしているのを聞きます。

その先に続くのは、仕事をなめているだの、責任感がないだの、甘いだの・・・あまり良い評価ではないことが多いですね^^;

 

そして、言われている方の若者の話を聞くと、上司や会社に対して、認めてくれないだの、休みが少ないだの、遊ぶ時間がないだの・・・自分中心の言葉が聞こえるのですよ^^;

ふふふ・・・おもしろいですよ、両方の話を聞くと^^

だってね、今の若者は!と言っている方達も何十年か前は言われていたんですよね。経験があっていろんなことを覚えて今に至っているだけです。

それを考えると、今は甘いかもしれない若者も、経験の中で覚えていくので、もう少し見守りましょうよと思います。

 

世の中がどんどん便利になって、自己表現の方法も、学び方も、発信の仕方も様々な形態があります。

自分がやってきたことと違うことをすると、それに対して拒絶感があったり、違和感を感じるかもしれません。ですが、ゆっくりと若い人たちと話をしていると、何十年か前の自分と同じことを考えていたり、感じていたりするのです。

時代が変わっても、人間の感情はあまり変わらないのかも^^;

 

専門学院で授業をしていると、学生さんと話す機会もあります。授業を始めた7年くらい前と、今の学生さんと同じような言葉を聞くんですよね。

さらに、自分が同じ年代の時に同じようなことを思っていたなぁと感じることもありますし、今私同じことを感じてると思うこともあります。

 

例えば・・・

就職どうしようかな。

この学校に来て本当に良かったのかな。

自分に何が合うのかわからなくて。

彼氏となんか上手く行かない。

親との関係が良くない。

友達と仲良くなれない。

 

これらって、自分に当てはまることありませんか?

仕事どうしようかなぁ、辞めようかなぁ。

今の仕事で本当に良いのかなぁ。

自分らしさってなんだろう。

恋人とのコミュニケーションが最近上手く行かない。

子供が何考えているかわからない。

ママ友との距離感がわからない。

 

あるでしょ?

ってなるとね、年齢も時代も関係なく悩みって同じようなことが根本にあるんだなぁと思います。

経験が違うので悩みの質が変わることもありますが、根っこは同じ^^

そう思うと、なんだかみんなが愛おしく感じます。同じ悩みを共有する同士のような感覚♪

 

表現方法や言葉が違うけれど、良く良く話を聞いてみてください。共通点がありますから^^

そうすると、「今の若者は」という表現はできなくなっちゃうかもと思います。