好きと嫌いの根っこにあるもの
2016年10月29日
あの人好き♪
あの人嫌い!
このブランド好き♪
このブランド嫌い!
この曲好き♪
この曲嫌い!
などなど、好き嫌いで表現することって多いですよね。。。たぶん。
たぶんと書いたのは、どうやら私は「好き嫌い」で物事を考えないんだなぁと感じたもので^^;
人間にはいろんな感情があります。もちろん好きも嫌いも感情です。怒りも悲しみもさみしさも楽しさも感情です。
ドイツの心理学者のヴントは、感情は「快・不快」「興奮・鎮静」「緊張・弛緩」という3つの要素からなると言っています。
この考え方には批判も賞賛もあると思いますが、この3つの要素の中の「快・不快」に感情の根っこってあるのかなぁと、勝手に思っています。
好きな人って一緒にいて心が落ち着いたり、楽しくなったり、嬉しくなったりしますよね?これって心が快適な状態です。好きなものも同じだと思います。それが側にあるだけで、見ているだけで快適な生活が送れたり、気持ち良くなります。
それに対して嫌いな人と一緒にいると、イライラしたり落ち着かなかったりします。嫌いなものに囲まれていると不快感極まりないですよね^^;
好きなものは心に快適さを与えてくれ、嫌いなものは心に不快感を与える・・・
どうやら私はこの根っこにある表現をすることが多いのだと気づいた今日この頃です。
さらに、感情はいつも同じではありません。環境や状況が変わると変化します。これは人に対してもものに対しても同じかなと思うのです。
中には特に人に対して、一度嫌いと思ったらもう無理!!という人もいるかもしれませんが、本当は100%嫌いじゃないこともあるのではないかと思います。
この部分は嫌いだけど、この部分は凄いと思うわ・・・悔しいけど!なんて思うこともあるのでは?
なので、私はあまり「好き」「嫌い」という表現をしないのかもなぁと思います。
断言しちゃう感じがして嫌なのもありますけどね^^;今日(今)は嫌だと思っているけど、明日には気持ちが変わっているかもしれないし^^;
好きを「楽しい」「おいしい」「おもしろい」などと表現をして、嫌いを「好みじゃない」「苦手」と表現することが多いです。
自分にとって快適さを感じるものが好きで、快適さを与えてくれないものは嫌いのようですね。これは当たり前のことかもしれませんが^^;すべてを好き嫌いで表現することに何か違和感があるようです。
これだけで表現しちゃうとそれで終わりになってしまいそうなのかも。快適か不快かという観点で見ると改善できるような気がするのかも。
不快なのであれば、どこにその原因があって、どうすることで快適になるのかと考える方が、嫌いを好きに変えるより簡単ですしね。
めんどくさいです、私(笑)