生き方の正解は・・・自分のために生きる?誰かのために生きる?
2017年10月5日
カラーセラピーやヒプノセラピーのお客様から、いろいろな質問をされます。
その中のひとつに・・・
「自分のために生きるのと、誰かのために生きるのでは、どちらが良いのでしょう?」
です。
私の答えは、「どちらかに偏らない生き方が良い」です。
小さな頃から、こんなことを言われて来ませんでしたか?
「人の役に立つように」
「人を助けましょう」
「人が嫌がることはやめましょう」
「周りに迷惑をかけないようにしましょう」
「人を優先しましょう」
あとは、「人の話を聞きましょう」もいわれていますよね、きっと。
これらのことは、人間関係を築く上でとても大切なことです。
この教えが長年かけて少しずつ大きくなり、いつの間にか「人優先」の考え方や行動の癖になっている人が多いように感じます。
何をするにも、クラスの人がどう考えているか、職場の同僚や上司に迷惑をかけないようにするにはどうしたら良いか、などをまず考えて自分の気持ちは二の次になっていることありませんか?
そして最近は、“個性”を大切にする時代になってきました。
この個性を『我』と混同してしまうこともあります。
個性は自分の思いだけを主張するのではなく、自分の特徴や強みを理解し、どの場面でこの特徴や強みを発揮できるかを知ることでもあります。
両方とも、大切ですよね。
他の誰かを主語にして、その人を中心に考えてしまうと、自分の意見も行動も表現することができなくなり、我慢してしまうことが多くなります。
自分を主語にして考えることで、自分が今何をしたいのかを優先して考えられるようになります。
この時、我を通すのではなく、自分はこうしたい!今の環境でどうやったらできるか・・・を考えるのが良いのかなと思っています。
人のために生きるのも、自分のために生きるのも、両方なければいけません。
どちらかに偏った考え方や行動をしていると、上手くいかないことも多々出てきます。
自分の思いを大切にしつつ、周りのことも考えるようになれるのが、理想です^^
この時、両方をいっぺんに考えようとするから、どちらかを選ばなきゃいけない気持ちになります。
分けて考えてくださいね!!
自分はどうしたい?
今の環境(状況)でどうやったらできる?
この順番で考えてみてくださいね。
そうすると、自分のことも周りのことも大切にできる考え方や行動が見えてきますよ。
自分のためにも、大切な誰かのためにも、生きられる・・・
両方を大切にする考え方に変えるだけで、とても生きやすくなります^^