自己肯定感を上げるって難しい?
2017年10月13日
ここ数年“自己肯定感”という言葉を聞くことが多くなったように感じます。
カラーセラピーやヒプノセラピーの時に、お客様から聞くこともありますし、私からその言葉を使うこともあります。
先日本屋さんに行った時、心理学のコーナーではタイトルに“自己肯定感”という言葉を使っている本も、とても多くて驚きました。
セラピーやカウンセリングの勉強をしていると、普通に出てくる言葉なので、なぜ今さらこの言葉に注目が・・・?
と、不思議に思うこともあります。
きっと時代もありますね。
ひと昔前までは、心のことに焦点が当たることはありませんでした。
気持ちが落ち込んで塞ぎ込んでいたり、ストレスが溜まったなど言おうもんなら、「根性が足りない」とか、「甘えている」と言われたりしましたもんね^^;
今は、心のことやストレスに対しての認識も少しずつ変わってきて、個人ではなく組織で心の健康について取り組むようになっていたように感じます。
あれ?ちょっと話がそれてますかね^^;
そうそう!自己肯定感の話です!!
今は、自分にあった生き方や、仕事の仕方が選べる時代になってきました。
会社に行かなくても、どこかに所属しなくても、仕事ができるようになりましたし、フリーランスで働く人も増えてきました。
そういう生き方をする時、必要なことのひとつに“自己肯定感”があると思います。
自己肯定感は、自分を信じる感覚です。
このままの自分、今ある自分の姿をそのまま受け入れることです。
何かが得意な自分も、何かが苦手な自分も。。。
この時注意なのが、得意な自分が良いのではなく、苦手な自分がダメなわけでもないということです。
どうしても、コレができるからスゴイ!と思いがちですが、できるかできないかは、どちらでも良いのです。
できてもできなくても、それが自分だと思えるかどうかです。
「良い」「悪い」で決めないようにしてくださいね。
どちらの自分も愛おしい自分です。
「良い」「悪い」で決める癖がついているのですが、自己肯定感に関してはこのジャッジは必要ありません。
どちらかというと、できない自分を受け入れられるかどうかが、自己肯定感を上げられるかどうかにかかっているように感じます。
できないことを恥ずかしいと思わずに、「できな~~い」「わからな~~い」と言えるかどうか。。。
心の底から、できない!わからない!を認められると・・・楽です!
できなことを隠そうとしたり、わからないことを知られないようにしようと必死になっていると、とても疲れます。
だったら、「わからん!」「知らん!」と言って、教えてもらえば良いだけです^^
あ・・・でも「知らないんだからしょうがないですよね??」的な開き直りはダメですよ~~(笑)
そして、知っていることを当たり前と思わず、自分が知っていることは氷山の一角と思えると、もっともっと楽になります。
人間は、自分の弱いところや痛いところは、目を背けたくなります。
そこに敢えて目を向け、認めちゃうと自己肯定感って上がってくるように感じています。
自分の弱いところに目を向け、受け入れている方々は、本当に自然体でステキです。
できない自分って、嫌だ!カッコ悪い!って思うかもしれませんが、良く見ると結構かわいい自分ですよ♪
そしてその部分は、自分の愛されポイントだったりもします♪
できない自分も抱きしめてくださいね^^