“難しい”の言葉に秘められたものとは?
2018年4月23日
昨日のカラーセラピスト養成講座のひとコマです。
カウンセリング演習も4回目。。。
だいぶ慣れたかな?と思うのですが、月に1度なのでなかなか慣れませんよね^^;
私が勉強した時は2泊3日で集中して行い、次から次へと練習できたので課題を見つけてすぐ修正ができました。
でもね、集中してやるのは体力も気力も使うので、大変な面もあったなぁと感じます。
集中してやるのが良いのか、間を空けるのが良いのか・・・どちらが良いとは言えませんけどね。
さてさて、昨日ちょっと話題に上ったのが、“難しい”という言葉を何度も言う時の心理状態についてです。
クライアントさんに質問をして、“難しい”と言われた時にどうするか?
なぜ“難しい”という言葉で表現するのか?
カラーセラピーの場合、選ばれた色のキーワードを使いながらいろいろな角度から質問をして、クライアントさんの心の中を整理していきます。
そのため、セラピストが話をするというよりは、クライアントさんに考えてもらうことも多いのです。
その時に、「その質問難しい」という言葉を聞くことがあります。
言葉の選び方を間違って、わかりにくい表現になってしまうこともたまにあります。。。
その場合は完全にセラピストの問題です。
が、そうではなく誰にでもわかりやすい言葉にも関わらず、難しいと言われることがあります。
そんな時に「なぜだい?」と思うのです(笑)
脳は、“難しい”と言うとその時点で考えることを拒否すると言われています。
難しいと言ったり思ったりしてることって、簡単に感じていることに比べて解決策を見出すのに時間がかかりますよね。
それは難しいという言葉を使うことで、簡単な時よりも思考が停止する時間が長くなるため、本当は簡単な答えでも見つけられなくなるのです。
難しいを連呼する場合、ひょっとしたらそのことを考えたくないという、無意識の意識がその言葉を発しているのかも??
そしてもうひとつ、今までそのことについて考えてこなかった、考える機会がなかった場合です。
今までしてこなかったことは、難しく感じることもありますよね。
セラピーをしていて、後者について良く感じます。
カラーセラピーは自分のことをひたすら考えます。
日常的に自分のことを振り返っている方は、比較的どんな質問にも答えられます。
自分のことを深く考えてこなかった方は、状況や環境については簡単に答えられるのですが、自分の感情についてや自分の考えについて聞かれると、答えに詰まる方も多いのです。
最初は自分の感情を表現するのが難しいと言っていた方も、何度かセラピーを受けていただくうちに、自分の感情や思いを口にするまでにかかる時間が短くなっていきます。
こうなるともう“難しい”ことではなくなっているケースが多いですね。
感情を表現するのが難しく感じる方には、少し時間をかけて様々な方向から丁寧に聞いていくというのが大切だと、改めて感じたひと時でした。
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