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言いたいことが伝わりやすくなる方法

2020年1月31日

最近おもしろいご相談が続きました。

 

「言いたいことが伝わりにくい」

「言っているうちに自分が何を言いたかったのかわからなくなることが多い」

「話がくどいと言われる」

 

です。

違う方からのご相談だったのですが、お話を聞いていくうちに共通点があることに気づきました。

 

伝わる伝わらないは、相手の理解のパターンにもよるのですが、伝える側が少し気をつけるだけで伝わりやすくなることがあります。

 

上記のようなお悩みを持っいてる方の共通の特徴としては

『過程から話をしてる』

です。

 

登場人物やその人との関係性、いろいろなエピソードなどを最初に話をしてしまう傾向にあります。

この経過を話しているうちに、この人のことを話したかったのか、エピソードのひとつを話したかったのか、関係性について話をしたかったのかがわからなくなってしまうのです。

 

そしてもうひとつ、自分の感情や主観を交えながら話をするというのも共通点です。

 

この傾向は特に女性に多く見られます。

女性は、感情やコミュニケーションを大切にするので、どうしても主観を交えて細かく話をする特徴があるんですよね。

 

では、どうしたら伝わりやすくなるのか?

次のような順番で話をするのがお勧めです。

 

①結論から伝える

②経過の事実だけを話する

③望む結果を明確にする

 

①は、

「〇〇についての相談に乗ってください」

「ちょっと愚痴を聞いて~~」

「〇〇に関して失敗をしてしまいました」

「〇〇について悩んでいます」

 

というように、どんなことを話するのか、結論から伝えるようにします。

そうすることで、話す本人も話す内容を意識できますし、聞いている方も話す内容がわかるので、聞きやすくなります。

 

②は、

大まかな経過を話をするのですが、この時あまり感情や主観を入れると事実関係がわからなくなるので、感情を入れずに事実だけを伝えるようにします。

どうしても感情を伝えたい場合もあると思いますので、それは次の段階で話すようにするとわかりやすくなります。

 

③は、

どうなりたいのかを明確にします。

「もっと関係性を良くしたいけれど、どうしたら良いかわからなくて困っている」

「怒りをどう処理してよいかわからない」

「アドバイスが欲しい」

「自分の行動で何が良くなかったのか知りたい」

「相手の言動の真意が知りたい」

など、どうなれたら良いかを最後に明確にします。

 

こうすると、相手には伝えたいことが整理して伝わります。

お仕事や大切なことであればあるほど、この順番で話をする練習をしてみてください。

 

相手が男性の場合は特にこの順番で話すとスムーズですよ。

 

ちょっと長くなりましたが、伝わらない!話している自分が混乱するというお悩みをお持ちの方は、お試しください^^

 

 

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