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快適な人間関係の秘訣

2015年1月24日

言葉 7%

トーンや口調 38%

ボディーランゲージ 55%

何の割合でしょうか

 

知っている方もおおいでしょうかねぇ・・・メラビアンの法則です。

コミュニケーションの中で影響を与えるもの・・・の割合です。

言葉って7%くらいなんですね。

だからと言って言葉が不要な訳ではなく、他の要素~口調や声のトーン、表情や身ぶり手ぶり~などもとても大切ということです。

 

そしてもうひとつ・・・

ユマニチュードという言葉を知っていますか。

医療や介護の世界でちょっと注目を浴びているようです。

フランスのイブ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏氏によって開発されたケアの方法です。

特に高齢者や認知症の方に有効とされています。

開発されてすでに30年以上が経過しているようです。

 

このユマニチュードの考えをもとにして、コミュニケーションとは・・・というテーマの勉強会を昨日CAN netで開催しました。

ユマニチュードでは、ケアをするときの基本として以下の4つをまず挙げています。

1.見つめること

2.話しかけること

3.触れること

4.立つこと

 

このユマニチュードは人を人として尊重しましょうという考えが根底にあります。

1.正面から目線の高さを合わせて見つめる。

2.やさしくゆっくり話しかける。

3.背中を擦ったり、手を握ったりというスキンシップをはかる。

4.寝たきりにならないように立つことを促す。

 

これは認知症の方へのアプローチの方法として書きましたが、普段の人間関係でも使えますよね。

昨日はこれらのことを実践体験してもらいました

2人ペアになって、友好的な話し方と非友好的な話し方をそれぞれしてもらい、その違いを考えました。

 

多かった意見は、

友好的と捉える時のポイントは、笑顔・視線を合わせる・声のトーンが高い・握手やハグ

非友好的を感じるポイントは、目を合わせない・表情がない(硬い)・声が低い・近づかない

でした。

 

メラビアンの法則&ユマニチュードを総合すると・・・(総合していのかなぁ^^;)

言葉だけではなく、表情や態度に心は表れます。

すごく「当たり前のこと」と思っていませんか。

ですよね~。私もそう思いました(笑)

でもね、その当たり前が本当にできているか、時々見直してみることも大切だなぁと、勉強会を通して感じたのです。

 

ありがとうやおはようの挨拶も、腕を組み低い声で言っても威圧感を与えるだけになってしまいます

コミュニケーションが苦手・・・という方はまず笑顔を心がけるところから始めてみませんか。

 

心のバランスをサポートする、バランスサポーターの山岸ひとみでした