職場内でのストレス原因と対策
2016年4月17日
仕事や職場でのストレスを抱えている方は多いと思います。
細かな原因を挙げたらキリがないと思うのですが、大まかに3つに分けることができます。
それぞれの対策方法も含めてご紹介しますね。
☆☆☆☆☆ 人間関係・コミュニケーション
これは特に女性が感じやすいストレスになります。上司、同僚、先輩、後輩など関係性によってストレスを感じる内容が少し変わったりします。
上司や先輩からの指導をパワハラと感じる方もいたり、何か頼まれると断れなくて仕事を抱えてしまったり、わかってもらえないという気持ちが増えてしまったりする可能性があります。
また、自分だけが仕事を多くしているような感覚になったりすることもあるかもしれませんね。
「自分は人間関係に対しては特にストレスはないわ」と思っている方も、ひょっとしたら誰かにストレスを与えている立場かもしれません。怖いですがこればかりはわかりませんよね。
我慢をしてしまったり、意見を言えなかったりすることが原因のことが多いのですが、これは個人レベルでどうにかなるものと、組織で取り組まなくてはいけない場合があります。
まず個人でできるのは「我慢をせず、自分の意見を言えるようにする」です。どうして意見が言えないのか、言うとどんな気持ちになるのかを考えてみましょう。
そして言えた時どんな気分になるでしょう。
組織で取り組む場合は、全員でコミュニケーションについての勉強会やセミナー等々がおススメですね。お願いする時の言葉や声のトーンをお互いに確認しあうというのも大切です。
意見を聞く時の質問の仕方も種類があり、これを間違うとコミュニケーションがぎくしゃくしてしまう可能性がありますので注意です。
☆☆☆☆☆ 仕事の量・残業が多い
これは男女問わずストレス原因として上位にくる内容です。
経験年数が増すと共に仕事量も増えます。業務時間内に終わらないことも出てきます。たまになら良いのですが、週の半分が残業、毎日残業ということもあるかもしれませんね。
心も体も休む時間が少なくなり、疲れが取れない状態でまた次の日も仕事・・・残業となると体を壊す原因にもなります。心も疲れてしまいますよね。
これに関しては、まず自分の仕方を考えてみましょう。どの業務にどのくらいかかっているのかを考えてみましょう。ひょっとしたらやらなくても良い仕事が混じっているかもしれませんし、意識していないだけで実は時間の無駄使いをしていることもあるかもしれません。
できれば組織全体で時間の使い方を考えるのも必要なのです。長年の習慣でしていることが実は今は改善して時間短縮できたり、そもそも今はもう必要ないようねということもあるかもしれないのです。
定期的に時間の使い方と仕事内容を見直す必要があります。
☆☆☆☆☆ 職場環境が快適ではない
これは厚生労働省の調べでは、労働者の7割以上が快適な職場環境のために改善したい部分があると感じているとのデーターがあります。
エアコンの温度や室内の明るさ、広さ、上司(管理職)との意識のズレなどが例として挙げられています。
これはもう個人ではどうにもならない部分ですよね。
組織全体で取り組まなくてはいけません。何カ月かに1回、環境を考える内容でミーティングや会議が必要です。管理者だけで対策を考えるのではなく、職員みんなで考えることが必要です。管理者だけで考えて下ろすと意識のズレが生じるのです。改善したいと思っている人がどうしたら快適になるのかを考えて行動(実行)して本当の快適さが生れます。
職場でのストレスは個人レベルではどうにかなることは少ないと思います。組織として取り組まなくては根本的な解決にはならないのです。
もちろん個人個人の意識や心の持ちようという部分もありますけどね。できれば経営者の方や管理職の方が「個人のストレスは組織のストレス」として認識することが一番なのではないかと思います。
個人でのストレス解消の方法はコチラを参考になさってみてください。