見ること、話すこと、触れること~ユマニチュードから学ぶ~
2015年2月9日
7日(土)に開催された市民公開講座「認知症との付き合い方~もっとあなたを知りたい~」を聞いてきました
今話題の、ユマニチュードについての講演です。
ユマニチュードは、フランスのイブ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏氏によって開発されたケアの方法です。
特に高齢者や認知症の方に効果があるケアのメソッドだと言われています。
その開発者であるジネスト氏が来旭されて直接お話を聞くことができました。
通訳を通しての講座でしたが、ジネスト氏がフランス語で話をしているのですが何故か何となく何を言っているのかが想像できちゃうんです。
ゼスチャー付きでお話をしてくださっていたので、そう感じたのかもしれません。。。
2時間の講演時間が短く感じたのは久しぶりかもしれません。
様々な例を見せていただきながら具体的にお話が聞けたことが何よりわかりやすく、心に残りました
見る
話す
触れる
この3つが如何に大切なのかを再確認してきました。
言われてみたら当然のことなんです。
その当然のことを毎日きちんとしていますか
と聞かれると・・・NOです
相手の目を見て、ゆっくりと言葉を伝え、スキンシップを取る・・・
できているようでできていません。
今回は介護や看護の中でのユマニチュードのお話でしたが、日常生活の中にある人間関係にも同じことが言えるなぁと感じました。
ユマニチュードの考え方には「相手にあなたは大切な存在なのだと伝えること」があります。
赤ちゃんが産まれた時に、目を見つめ、何度も何度も話しかけ、頭や体をなでなでする・・・そんな愛おしい気持ちを表す行動・・・
それがユマニチュードだなぁと
大切な人に対しては、きちんと目を見て話をしますし、声をかけますし、握手をしたりハグをしたりします。
それが介護や看護の世界でも、誰にでも大切なこと。
改めて自分の行動を見つめようと思いました。
ユマニチュード的な考えを常に持てたら、世界は平和になります
とても有意義な時間を過ごすことができて、本当に感謝です
心のバランスをサポートする、バランスサポーターの山岸ひとみでした