待つことの大切さ
2014年12月15日
「そのやり方では、後輩はいつまでたっても仕事覚えないよ」
看護師時代、初めて新人教育の担当になったとき、先輩に言われた言葉です。
今ならものすごい納得です。
当時の私は初めてのご指導ということで、何をどうしていいものやらさっぱりわかりませんでした
ただ知ってることを教えて、検査や処置の順番を教えたら良いと思っていたんです。
そして、一番の問題は「待てない」でした。
命を扱う病院で1秒が生死を分けることもあるので、待ってられないことも多いのが現実です。
私が待てなかったのは、「後輩が自分で考えて行動を決める」ということを待てませんでした。
コチラで行動まで指示してしまっていたのです。
それに加え、「私がした方が早いから・・・」と仕事まで取り上げて・・・。
そりゃ~育ちませんわ
ということで先輩のアドバイスのもと、まずは自分改革からでしたね。
その先輩は私が自分で考え、行動するのを待っていてくれました。
おかげさまで、今では待ち放題(笑)
口を出してしまうこともありますが、基本待ちます。
自分なりの答えを見つけてもらいたいから、待ちます
待つことって、意外と難しいんですよね・・・。
でも後輩を育てるためには絶対に必要なこと
後輩ばかりではないかも・・・ですね
成長のためには、可能な限り、その人のペースでというのも時には必要かもね
そんな「待つ」をイメージさせる色は
ブルー。
やんちゃな子供をいつまでも信じて待つ母の大きな心を表すブルー。
(・・・お母さん、ごめんなさい)
心のバランスをサポートする、バランスサポーターの山岸ひとみです